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医療費を節約する7つの方法【制度活用ガイド】

ジェネリック医薬品の活用から高額療養費制度まで、医療費を賢く節約する7つの方法を制度の手続きとともに解説します。

日本の医療費の現状|家計への負担はどのくらい?

「病院に行くとお金がかかるから、つい我慢してしまう」という方、実は少なくないですよね。総務省の家計調査によると、1世帯あたりの年間医療費は平均約14万円。高齢世帯では30万円を超えるケースもあります。

ただし、日本には医療費の負担を軽減する制度がたくさんあります。制度を知らないまま全額自己負担するのは本当にもったいないんです。

世帯タイプ年間医療費の目安月平均
単身(20〜30代)約5〜8万円約4,000〜7,000円
夫婦のみ約10〜15万円約8,000〜12,000円
子育て世帯約15〜20万円約12,000〜17,000円
高齢世帯約25〜35万円約20,000〜30,000円

医療費の平均データで、年齢別・地域別の詳しいデータを確認できます。

医療費を節約する7つの方法

以下の7つの方法を組み合わせることで、年間数万円の節約が可能です。

方法1:ジェネリック医薬品を選ぶ

先発薬と同じ有効成分で、価格は3〜5割安です。薬局で「ジェネリックでお願いします」と伝えるだけ。年間の薬代が半分近くになることもあります。

方法2:かかりつけ医を持つ

大病院に紹介状なしで行くと「選定療養費」として7,000円以上の追加負担が発生します。まずはかかりつけ医に相談し、必要なら紹介状を書いてもらいましょう。

方法3:高額療養費制度を活用する

月の医療費が上限額を超えた場合、超過分が戻ってきます。事前に「限度額適用認定証」を取得しておくと、窓口での支払い自体が上限額に抑えられます。

方法4:医療費控除で税金を取り戻す

年間の医療費が10万円(所得200万未満は所得の5%)を超えた場合、確定申告で税金が還付されます。通院の交通費も対象です。

方法5:自治体の医療費助成を確認する

子ども医療費の助成は自治体によって対象年齢が異なります。中学卒業まで、高校卒業まで、あるいは18歳の年度末まで無料の自治体もあります。

方法6:健康診断・予防接種を活用する

健康保険組合や自治体の補助で、無料または格安で受けられる健康診断・がん検診があります。病気の早期発見は最大の節約です。

方法7:お薬手帳を持参する

お薬手帳を薬局に持参すると、調剤管理料が約40円安くなります。小さな金額ですが、通院が多い方は年間で数千円の差になります。

高額療養費制度の申請手続き

高額療養費制度は、同一月の医療費が自己負担限度額を超えた場合に適用されます。年齢と所得によって上限額が異なります。

区分(70歳未満)年収の目安自己負担限度額(月額)
約1,160万円〜252,600円+(医療費−842,000円)×1%
約770万〜1,160万円167,400円+(医療費−558,000円)×1%
約370万〜770万円80,100円+(医療費−267,000円)×1%
〜約370万円57,600円
オ(住民税非課税)35,400円

申請は加入している健康保険に行います。事後申請と事前申請(限度額適用認定証)の2通りがあります。

医療費控除の手続き

医療費控除は確定申告で申請します。対象となる費用は診察代・薬代・入院費・通院交通費など。市販薬の購入費も「セルフメディケーション税制」の対象になる場合があります。

貯金シミュレーターで、医療費の節約分を貯蓄に回した場合のシミュレーションもできます。

よくある質問

Q. 高額療養費はどのくらいで振り込まれますか?

申請から約3ヶ月後に指定口座に振り込まれます。急ぎの場合は「高額療養費貸付制度」を利用すれば、払い戻し見込み額の8割程度を先に借りることもできます。

Q. 家族の医療費もまとめて控除できますか?

はい、生計を一にする配偶者や親族の医療費を合算して控除を受けられます。家族全員分の領収書をまとめて管理するのがコツです。

Q. 歯科治療は高額療養費の対象ですか?

保険適用の歯科治療は対象です。ただし、自由診療(インプラント、セラミック等)は対象外となります。医療費控除では自由診療も対象になる場合があります。

Q. 入院時の食事代は高額療養費に含まれますか?

入院時の食事代(標準負担額)は高額療養費の計算には含まれません。ただし、低所得者向けに食事代の減額制度があります。