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生活費

自動車税(2026年)

排気量別・車種別の自動車税と軽自動車税の一覧データ

全国平均データ

区分月額(目安)
節約型(低め)1.1万円
平均的3.6万円
ゆとり型(高め)8.8万円

費用の内訳

排気量1000cc以下3.0万円

全体の約19%

1001〜1500cc3.5万円

全体の約22%

1501〜2000cc4.0万円

全体の約25%

2001〜2500cc4.5万円

全体の約28%

軽自動車1.1万円

全体の約7%

詳細解説

自動車税(種別割)は毎年4月1日時点の車の所有者に課税される地方税で、排気量に応じて税額が決まります。2019年10月の消費税10%への引き上げに伴い、同月以降に新規登録された普通車の自動車税は年額1,000〜4,500円引き下げられました。2026年現在の税額は、排気量1000cc以下が25,000円(旧税率29,500円)、1001〜1500ccが30,500円(旧34,500円)、1501〜2000ccが36,000円(旧39,500円)、2001〜2500ccが43,500円(旧45,000円)、2501〜3000ccが50,000円(旧51,000円)、3001〜3500ccが57,000円(旧58,000円)、3501〜4000ccが65,500円(旧66,500円)、4001〜4500ccが75,500円(旧76,500円)、4501〜6000ccが87,000円(旧88,000円)、6000cc超が111,000円(旧111,000円)です。軽自動車税(種別割)は一律10,800円で、普通車の最低税率の約半額以下という圧倒的なコストメリットがあります。自動車税は車を所有する限り毎年かかる固定費であり、10年間の累計では排気量1500ccクラスで約30万〜35万円、2000ccクラスで約36万〜40万円にもなります。車の維持費を考える上で、自動車税の負担は非常に重要な要素です。

自動車税の金額は排気量だけでなく、新規登録の時期と車齢によっても変わります。2019年10月1日以降に新規登録された車は引き下げ後の新税率が適用されますが、それ以前に登録された車は旧税率のままです。同じ排気量1500ccの車でも、2019年9月以前登録なら年額34,500円、2019年10月以降登録なら30,500円と、年額4,000円の差があります。10年乗れば4万円の差になるため、同じ車種でも登録時期による税額の違いを把握しておくことが大切です。さらに重要なのが「経年重課(グリーン化特例の重課部分)」で、ガソリン車・LPG車は新規登録から13年超、ディーゼル車は11年超になると自動車税が約15%割増になります。たとえば排気量2000ccの旧税率車(39,500円)が13年超になると約45,400円に上がり、年間約5,900円の追加負担です。一方、ハイブリッド車・EV・プラグインハイブリッド車・水素燃料電池車は経年重課の対象外で、何年乗っても税額は変わりません。これは環境性能に優れた車への買い替えを促進する政策的な措置ですが、愛着のある旧車を長く乗り続けるオーナーにとっては不利な制度と言えます。自動車税の制度を正しく理解し、車の買い替え時期や車種選びの判断材料にしましょう。

自動車税の納付方法は近年大きく多様化しています。従来の金融機関窓口やコンビニ払いに加え、2026年現在ではクレジットカード払い(各自治体のオンライン納付サイト経由)、スマホ決済(PayPay、LINE Pay、au PAY、d払い、楽天ペイなど)、ペイジー(インターネットバンキング・ATM)、口座振替など、多くの選択肢があります。クレジットカード払いはポイント還元が魅力ですが、手数料(330〜440円程度)がかかるため、ポイント還元率が0.5%以下のカードでは手数料の方が高くなる場合があります。還元率1%以上のカード(楽天カード、PayPayカードなど)なら税額36,000円で360円分のポイントが貯まり、手数料を差し引いてもわずかにプラスです。スマホ決済は手数料無料のケースが多く、さらにキャンペーン期間中は0.5〜1%のポイント還元があるため、2026年時点では最もお得な納付方法と言えるでしょう。自動車税の納付期限は毎年5月末日で、期限を過ぎると延滞金が発生します。延滞金は最初の1ヶ月は年2.4%、以降は年8.7%(2026年の特例基準割合に基づく)と高率のため、必ず期限内に納付しましょう。車検を受ける際にも納税証明書(または電子的確認)が必要なため、未納のまま放置すると車検が通らないという実害もあります。

自動車税の負担を抑えるための戦略を整理しましょう。最もシンプルかつ効果的なのは「軽自動車を選ぶ」ことで、年額10,800円は普通車の最低税率25,000円の半額以下です。近年の軽自動車はN-BOX、スペーシア、タントなど車内空間が広く安全装備も充実しており、日常の足としては十分な性能を備えています。10年間の自動車税の差額は普通車1500ccクラスと比べて約20万円、2000ccクラスと比べて約25万円にもなります。次に「排気量の小さい車を選ぶ」ことで、1000cc以下のコンパクトカー(ヤリス、フィットの一部グレード等)は25,000円と最低税率で済みます。電気自動車(EV)も排気量がないため25,000円が適用され、さらにグリーン化特例で新規登録翌年度は概ね75%軽減(約6,500円)される大きな優遇があります。EVは自動車税だけでなく、自動車重量税や燃料費(ガソリン代→電気代)も大幅に安くなるため、トータルの維持費削減効果は年間10万〜15万円に達します。車を手放す場合、4月2日以降に廃車・売却しても還付はないため(軽自動車は元々還付制度なし)、年度替わりのタイミングには注意が必要です。逆に購入時は4月2日以降に登録すれば初年度の自動車税は月割りで安くなります。自動車の維持費全体を最適化するために、当サイトの固定費年間シミュレーターもぜひ活用してみてください。

よくある質問

自動車税は年間いくら?
排気量によって異なり、軽自動車は年額10,800円、普通車は排気量1000cc以下で29,500円〜6000cc超で111,000円です。2019年10月以降の登録車は引き下げ後の新税率が適用されます。
自動車税の支払い時期は?
毎年5月上旬に納税通知書が届き、5月末日が納付期限です。コンビニ、金融機関窓口、クレジットカード、スマホ決済(PayPay、LINE Payなど)で納付できます。
電気自動車(EV)の自動車税は?
EVは排気量がないため、2026年現在は最低税率の25,000円が適用されています。さらにグリーン化特例により、翌年度の税額が概ね75%軽減される優遇があります。
13年超の車は自動車税が高くなる?
はい。ガソリン車・LPG車は新規登録から13年超で約15%の重課(増税)、ディーゼル車は11年超で重課されます。ただしハイブリッド車とEVは重課の対象外です。

都道府県別データ

各都道府県のリンクをクリックすると、地域ごとの詳細な自動車税データを確認できます。

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