結納の費用(2026年)
正式結納・略式結納別の費用データ
全国平均データ
| 区分 | 月額(目安) |
|---|---|
| 節約型(低め) | 30.0万円 |
| 平均的 | 90.0万円 |
| ゆとり型(高め) | 150.0万円 |
費用の内訳
全体の約56%
全体の約11%
全体の約11%
全体の約11%
全体の約11%
詳細解説
結納は日本の伝統的な婚約の儀式で、両家が正式に婚約を交わすための大切なセレモニーです。かつてはほとんどのカップルが結納を行っていましたが、2026年現在では結婚するカップルの約80%が「顔合わせ食事会」のみで済ませ、正式な結納を行うのは約15%にまで減少しています。しかし、家柄や地域の伝統を大切にする家庭、正式な形で婚約を交わしたいという意向がある場合には、現在でも結納は重要な行事として行われています。結納にかかる費用は正式結納か略式結納かで大きく異なり、正式結納の場合は結納金(50万〜100万円が中心帯)、結納品(5万〜15万円)、食事会(5万〜15万円)、その他の費用を含めて合計60万〜150万円が相場です。略式結納では結納金を簡略化し、食事会を中心としたカジュアルなスタイルで行うため、20万〜50万円程度に抑えられることが多いです。顔合わせ食事会のみの場合は会場費と食事代で5万〜15万円が目安です。結納の形式や費用は両家の考え方や地域の慣習によって大きく異なるため、事前に両家で率直に話し合い、お互いが納得できる形を見つけることが最も大切です。
結納の費用で最も大きな割合を占めるのが結納金です。結納金の相場は地域や家庭の経済状況によって異なりますが、全国的には50万〜100万円が中心帯で、「月収の2〜3カ月分」「キリの良い金額」「奇数の金額(割り切れない=縁が切れないという縁起を担ぐ)」が目安とされてきました。関東地方では100万円が最も多く、関西地方では100万円に加えて「松魚料(まつおりょう)」「柳樽料(やなぎだるりょう)」として別途10万〜20万円を包む風習がある地域もあります。結納金に対する「結納返し」は関東では半返し(もらった金額の半額を返す)、関西では1割返し(もらった金額の1割を返す)が伝統的な慣習ですが、近年は結納返しの代わりに記念品(腕時計やスーツなど10万〜30万円相当)を贈るケースが増えています。結納品は正式には9品目(目録、長熨斗、金包、勝男節、寿留女、子生婦、友白髪、末広、家内喜多留)を揃えますが、略式では5品目や3品目に簡略化することも一般的です。結納品セットの価格は3品目で3万〜5万円、5品目で5万〜8万円、9品目で8万〜15万円が相場で、デパートの結納品売り場やオンラインショップで購入できます。結納飾りのデザインも伝統的な正式飾りからモダンでコンパクトなものまで多様な選択肢があり、予算や好みに合わせて選べます。
結納の会場選びと食事会の費用について詳しく解説します。結納は伝統的には女性側の自宅で行うものでしたが、現代ではホテルや料亭、レストランの個室で行うケースが大半を占めています。ホテルの結納プランは個室利用料+食事代+結納式の進行サポートがセットになっており、1人あたり1万〜2万円(6〜8名参加で合計6万〜16万円)が相場です。有名ホテル(帝国ホテル、ホテルニューオータニ、ザ・リッツ・カールトンなど)では1人あたり2万〜3万5,000円と高めですが、格式ある雰囲気で両家の顔合わせができるという安心感があります。料亭は個室料1万〜3万円+会席料理1人8,000〜2万円で、日本の伝統的な空間で結納を行いたい場合に適しています。レストランの個室は比較的カジュアルで、1人あたり5,000〜1万5,000円と最もリーズナブルです。会場選びのポイントは両家からのアクセスの良さ、個室の広さと雰囲気、料理のジャンル(和食が一般的だが洋食やフレンチでもOK)、スタッフの対応力、予算とのバランスです。予約は2〜3カ月前に行うのがベストで、土日祝日は人気の会場がすぐに埋まるため早めの手配が必要です。食事会の席順や進行の流れについて会場のスタッフに事前相談しておくとスムーズに進行できます。服装は男性はスーツ、女性はワンピースや着物が一般的で、両家の服装の格を揃えることが大切です。
結納の費用を賢く管理するためのアドバイスと、近年のトレンドについてまとめます。まず両家で事前に結納の形式と予算感について率直に話し合うことが最も重要です。結納金の金額、結納返しの方法、食事会の予算、費用の負担割合など、お金に関することは事前にオープンに話し合っておくことで後々のトラブルを防げます。仲人を立てない場合は新郎新婦が両家の橋渡し役として調整役を担うことになりますが、デリケートな話題なので両家の両親の意向をよく聞きながら進めましょう。結納品の節約としては、デパートの結納品セット(3万〜15万円)を利用するのが最も一般的ですが、オンラインショップでは同等品が1〜3割安く購入できることもあります。また結納品を簡略化して3品目にしたり、結納品の代わりに婚約記念品(婚約指輪、腕時計など)の交換のみにしたりするカジュアルなスタイルも近年増えています。顔合わせ食事会で結納を兼ねる場合は、結納金の授受を食事会の中で行い、結納品は省略するというスタイルが効率的です。費用負担については伝統的には新郎側が結納金を贈り、食事会の費用は両家折半というパターンが多いですが、現代は「結納金なし、食事会の費用は両家で折半」「両家で費用を完全に折半」「余裕のある方が多めに負担」など柔軟な方法が主流になっています。大切なのは形式にこだわることではなく、両家が良好な関係を築くための第一歩として結納の場を有意義なものにすることです。
よくある質問
結納の費用はいくらかかる?
結納金の相場はいくら?
結納と顔合わせ食事会はどちらが人気?
結納の費用は誰が負担する?
都道府県別データ
各都道府県のリンクをクリックすると、地域ごとの詳細な結納の費用データを確認できます。