あなたの電気代は平均より高い?
まず最初に確認したいのが、「自分の電気代って、そもそも高いのかどうか」ですよね。総務省の家計調査データによると、単身世帯の電気代の全国平均は月約6,500円、年間で約78,000円です。
| 世帯タイプ | 月額平均 | 年額平均 |
|---|---|---|
| 一人暮らし | 約6,500円 | 約78,000円 |
| 二人暮らし | 約10,500円 | 約126,000円 |
| 3人家族 | 約12,500円 | 約150,000円 |
| 4人家族 | 約13,500円 | 約162,000円 |
もし平均よりも高い場合は、節約の余地が大きいということ。逆に平均以下でも、まだ削れるポイントはあります。
あなたの電気代が適正かどうか、電気代計算ツールで簡単にチェックできますよ。
都道府県別の電気代データは電気代の都道府県比較でも確認できます。
節約効果が大きい方法ランキング
「とりあえずこまめに電気を消す」も大事ですが、正直なところ効果は限定的です。本当にインパクトがある方法を、効果の大きい順にランキングにしました。
| 順位 | 節約方法 | 年間節約額の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 電力会社の切り替え | 6,000〜12,000円 | ★☆☆ |
| 2位 | エアコンの使い方改善 | 4,000〜8,000円 | ★☆☆ |
| 3位 | 古い家電の買い替え | 3,000〜7,000円 | ★★★ |
| 4位 | 待機電力のカット | 2,000〜4,000円 | ★☆☆ |
| 5位 | 照明のLED化 | 2,000〜3,000円 | ★★☆ |
| 6位 | 冷蔵庫の設定見直し | 1,000〜2,000円 | ★☆☆ |
| 7位 | 電気料金プランの見直し | 1,000〜3,000円 | ★☆☆ |
上位3つだけで年間1.5万〜2万円の節約が可能です。特に電力会社の切り替えは、手続きも簡単で効果が大きいので最初に取り組むべきポイントですね。
電力会社の切り替え手順
2016年の電力自由化以降、一般家庭でも電力会社を自由に選べるようになりました。切り替えの手順はとても簡単です。
ステップ1:現在の契約内容を確認する
検針票やマイページで、現在の電力会社・契約プラン・月間使用量(kWh)をチェックします。
ステップ2:比較サイトでシミュレーションする
エネチェンジなどの比較サイトに使用量を入力すると、おすすめの電力会社と年間節約額が表示されます。
ステップ3:新しい電力会社に申し込む
Webから申し込むだけでOK。旧電力会社への解約手続きは、新しい会社が代行してくれます。
ステップ4:切り替え完了(約2週間)
工事は不要で、スマートメーターの遠隔切り替えだけ。停電することもありません。
東京エリアの電気代相場は東京の電気代データで確認できます。
家電の使い方で節約
電力会社を切り替えたら、次は日常の家電の使い方を見直しましょう。特に電気代の大きな割合を占める3大家電に注目です。
エアコン(電気代の約30〜40%)
- 設定温度を1℃変えるだけで、電気代が約10%変わる
- フィルターは2週間に1回掃除する(目詰まりで効率が25%ダウン)
- サーキュレーターを併用して空気を循環させる
- 30分以内の外出なら、つけっぱなしの方が省エネ
冷蔵庫(電気代の約15〜20%)
- 設定温度を「強」から「中」に変える(年間約1,500円の節約)
- 壁から5cm以上離して設置する(放熱効率UP)
- 詰め込みすぎない(冷気の循環が悪くなる)
- 開閉回数と時間を減らす
照明(電気代の約10〜15%)
- 白熱電球からLEDに交換するだけで消費電力が約85%ダウン
- LEDの初期費用は1個500〜1,000円程度。半年で元が取れます
電気とガスのトータルコストを比較したい方は電気vsガス比較ツールをお使いください。
夏と冬の電気代対策
電気代が特にかさむのが夏と冬。エアコンの使用量が一気に増えるからです。季節ごとの対策をまとめました。
夏の電気代対策(6月〜9月)
- エアコンの設定温度は28℃を目安にする
- 遮光カーテンや窓フィルムで室温上昇を防ぐ
- 扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用する
- 日中の直射日光が当たる時間帯に窓を閉める
- 外出時はカーテンを閉めて部屋の温度上昇を防ぐ
冬の電気代対策(11月〜3月)
- エアコンの設定温度は20℃を目安にする
- 加湿器を使うと体感温度が上がり、設定温度を下げられる
- こたつや電気毛布はエアコンより消費電力が圧倒的に少ない
- 窓に断熱シートを貼る(100均でも入手可能)
- 厚着をしてから暖房に頼る(当たり前だけど効果大)
季節ごとの光熱費の変動が気になる方は、光熱費トータル計算ツールで年間の見通しを確認できます。
Q. 電力会社を切り替えると停電しやすくなりますか?
いいえ。電力の送配電は地域の大手電力会社が担当しているので、どの電力会社と契約しても電気の品質や信頼性は変わりません。
Q. 賃貸でも電力会社を変えられますか?
基本的には可能です。ただし、マンション一括受電の場合は個別に変更できないケースがあります。管理会社に確認してみてください。
Q. 節電タップって本当に効果がありますか?
待機電力のカットには効果があります。テレビ、パソコン、充電器など、使っていない時にもわずかに電力を消費する家電は意外と多いです。年間で2,000〜4,000円程度の節約になります。
Q. オール電化の場合、どの節約法が一番効果的ですか?
オール電化の場合は、深夜電力が安い時間帯料金プランを活用するのが最も効果的です。給湯や蓄熱は深夜に行い、日中のエアコン使用を抑える工夫をしましょう。