変動 vs 固定 — 2026年はどっちを選ぶべき?
住宅ローンを組むとき、最大の悩みが「変動金利と固定金利のどっちにするか」ですよね。2026年は日銀の利上げが進み、変動金利も上昇傾向。「今から変動は危ない?」「固定にすべき?」と迷っている方が急増しています。
結論から言うと、まだ変動金利のほうが有利なケースが多いです。ただし「金利が上がっても返済できる余裕があるか」が判断の分かれ目です。
2026年5月時点の金利比較
| 金利タイプ | 金利の目安 | 借入3,500万・35年の月額 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 変動金利 | 0.3〜0.5% | 約87,500〜90,400円 | 約3,675〜3,797万円 |
| 10年固定 | 1.0〜1.3% | 約98,800〜103,300円 | 約4,150〜4,339万円 |
| 35年全期間固定 | 1.5〜2.0% | 約107,200〜116,100円 | 約4,502〜4,876万円 |
変動と全期間固定の月々の差は約2万〜2.6万円、総返済額の差は約800万〜1,100万円。この差は非常に大きいですよね。
金利が上がったらどうなる?シミュレーション
「変動金利が将来上がったらどうなるか」を具体的にシミュレーションしてみましょう。借入3,500万円・35年の場合。
| シナリオ | 金利推移 | 月額(最大時) | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 現状維持 | ずっと0.4% | 約88,900円 | 約3,734万円 |
| 緩やかな上昇 | 5年後に1.0%、10年後に1.5% | 約102,000円 | 約4,050万円 |
| 急上昇 | 3年後に2.0%、5年後に3.0% | 約120,000円 | 約4,600万円 |
| 全期間固定1.8% | ずっと1.8% | 約112,500円 | 約4,725万円 |
「緩やかな上昇」シナリオでも全期間固定より安く済む。変動が固定より不利になるのは「3年以内に2%以上に急上昇」するケースのみで、これはかなり極端なシナリオです。
タイプ別おすすめ
変動金利がおすすめ
- 金利が1〜2%上がっても返済できる余裕がある
- 繰り上げ返済を積極的にする予定
- 借入期間を短めに設定できる(25年以下)
- 総返済額を最小化したい
固定金利がおすすめ
- 返済額が変わると不安で眠れない
- 家計に余裕がなく、月々の支払い増に耐えられない
- 35年フルで借りる予定
- 将来の金利上昇リスクを完全に排除したい
よくある質問
Q. 変動金利は今後どこまで上がる?
A. 日銀の利上げペース次第ですが、2026〜2028年で変動金利が1.0〜1.5%程度まで上昇する可能性は十分あります。ただし3%以上に急騰するシナリオは多くのエコノミストが否定的です。
Q. 途中で変動から固定に変えられる?
A. 多くの銀行で可能ですが、変更時点の固定金利が適用されるため、「金利が上がってから固定に変える」では手遅れのケースが多いです。固定に変えるなら金利が低いうちに。
Q. ミックス(変動+固定)という選択肢は?
A. 借入額の半分を変動、半分を固定にする方法もあります。リスクを分散できるメリットがありますが、管理が複雑になるデメリットも。迷ったらFPに相談するのがおすすめです。