KCL
income

【2026年版】新入社員の初任給、手取りはいくら?税金・保険料の内訳を完全解説

2026年の大卒初任給は平均22.5万円。手取りはいくら?税金・社会保険料の内訳と先輩社員との比較データ。

2026年の初任給平均

2026年春、社会人デビューのみなさん、おめでとうございます。気になるのはやっぱり「初任給っていくらもらえるの?」ですよね。

2026年の大卒初任給は、大手企業を中心に大幅な引き上げが進んでいます。

学歴2025年平均2026年平均前年比
大卒21.5万円22.5万円+1.0万円
大学院卒24.5万円25.5万円+1.0万円
高卒18.5万円19.3万円+0.8万円
短大・専門卒19.8万円20.5万円+0.7万円

春闘の賃上げ率5%超を反映して、初任給も過去最高水準を更新しました。特にIT・コンサル・金融業界では初任給30万円超の企業も増えています。

初任給から引かれるもの一覧

ただし、額面の全額がもらえるわけではありません。ここが社会人の厳しい現実ですよね。初任給から引かれるものを整理しましょう。

項目初月に引かれる?月額の目安(額面22.5万円の場合)
健康保険料△(翌月控除の会社が多い)約11,200円
厚生年金保険料△(翌月控除の会社が多い)約20,600円
雇用保険料○(初月から)約1,580円
所得税○(初月から)約4,500円
住民税×(2年目の6月から)0円(1年目は非課税)

ここで重要なポイントが2つあります。

1. 初月の手取りは意外と多い——健康保険と厚生年金は翌月控除の会社が多いので、最初の給料は引かれるものが少なく、手取りが多めになります。翌月からガクッと減るので覚悟しておきましょう。

2. 2年目に住民税が始まる——1年目は住民税がかかりませんが、2年目の6月から毎月約8,000〜10,000円引かれます。「2年目なのに手取りが減った」とビックリする人が毎年続出します。

手取りシミュレーション

額面22.5万円の場合、月別の手取り推移をシミュレーションしました。

時期額面控除合計手取り
1年目4月(初月)225,000円約6,100円約218,900円
1年目5月〜225,000円約37,900円約187,100円
2年目6月〜225,000円約46,500円約178,500円

初月は手取り約21.9万円ですが、通常月は約18.7万円、2年目は約17.9万円まで下がります。額面と手取りの差は約4万円。結構大きいですよね。

自分の額面で正確にシミュレーションしたい方は、手取り計算機に額面を入力してみてください。

初任給30万円超の企業も

2026年は初任給の引き上げ競争が加速しています。30万円を超える企業も珍しくなくなりました。

業界初任給の目安手取りの目安
外資コンサル35万〜45万円28万〜35万円
IT大手28万〜35万円23万〜28万円
金融(メガバンク)26万〜30万円21万〜24万円
製造業大手22万〜25万円18万〜20万円
サービス業20万〜23万円16万〜19万円

ただし、初任給が高い=手取りが多いとは限りません。額面が上がれば社会保険料も増えるので、手取り率は額面が高いほど下がる傾向があります。

業界別の手取り比較は手取り早見表で確認できます。

新入社員のお金管理のコツ

最後に、社会人1年目のお金管理で押さえておきたいポイントをまとめます。

1. 初月の手取りで生活水準を決めない

初月は控除が少なく手取りが多めです。翌月からは3〜4万円減るので、最初から2ヶ月目以降の手取りを基準に生活設計しましょう。

2. 2年目の住民税に備える

住民税は2年目の6月から始まり、月8,000〜10,000円引かれます。1年目のうちから少しずつ貯蓄しておくと安心です。

3. 先取り貯蓄を始める

手取りの20%を目安に、給料が入ったらすぐ貯蓄口座に移しましょう。「余ったら貯める」では絶対に貯まりません。

家計のバランスをチェックしたい方は家計バランス診断がおすすめです。

※本記事のデータは2026年4月時点の調査に基づく平均値です。実際の初任給・手取りは企業や地域によって異なります。

よくある質問

Q. 初任給の手取りが思ったより少ないのですが…

A. 2ヶ月目以降は社会保険料(健康保険+厚生年金で約3.2万円)が引かれるため、額面の82〜85%が手取りの目安です。額面22.5万円なら手取り18.5万〜19万円が通常です。

Q. 住民税はいつから引かれる?

A. 住民税は前年の所得に基づいて課税されるため、新卒1年目は非課税です。2年目の6月から毎月天引きが始まります。

Q. 初任給でふるさと納税はできる?

A. 1年目はできますが、控除上限額が低いため大きなメリットは得にくいです。年収の見込みが立つ年末頃に少額から始めるのがおすすめです。

Q. 交通費は手取りに含まれる?

A. 通勤手当は一定額まで非課税で、給与明細には含まれますが税金や社会保険料の計算には含まれません(月15万円まで非課税)。手取りとは別に支給されるケースが多いです。