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光熱費

光熱費高騰時代のオール電化vsガスの選び方

電気代・ガス代が高騰する2026年、オール電化とガス併用のどちらが得か?世帯別・地域別にシミュレーション。

2026年の電気代・ガス代のトレンド

2026年に入っても、電気代・ガス代は高止まりが続いていますよね。燃料費調整額の変動や再エネ賦課金の増加により、家庭の光熱費負担は数年前と比べて20〜30%程度増加しています。

こうした状況の中で、「オール電化にすべきか、ガス併用のままでいいのか」と悩む方が増えています。正直なところ、数年前とは状況が変わっているので、改めて比較検討する価値はありますよ。

電気代の最新データガス代の最新データで、全国の平均値を確認しておきましょう。

オール電化vsガス併用の年間コスト比較

オール電化とガス併用、どちらが安いかは「世帯の条件次第」というのが結論です。でも、一般的な条件での比較データを見てみましょう。

項目オール電化ガス併用(都市ガス)ガス併用(プロパン)
電気代(年間)約180,000〜240,000円約120,000〜160,000円約120,000〜160,000円
ガス代(年間)0円約60,000〜84,000円約108,000〜156,000円
基本料金(年間)電気のみ電気+ガス基本料約24,000円電気+ガス基本料約24,000円
年間合計約180,000〜240,000円約204,000〜268,000円約252,000〜340,000円

オール電化は都市ガス併用と比べると年間2〜3万円程度の差、プロパンガス併用と比べると年間5〜10万円の差が出ることがあります。ただし、電力プランや使い方によって大きく変わるので、電気vsガス比較ツールで正確にシミュレーションしてみましょう。

世帯人数別のシミュレーション

世帯人数によって光熱費の構成は大きく変わります。人数が増えるほど給湯の使用量が増え、オール電化のメリットが出やすくなるんですよね。

世帯人数オール電化(年間)都市ガス併用(年間)差額おすすめ
一人暮らし約140,000円約130,000円+10,000円ガス併用がやや有利
二人暮らし約190,000円約195,000円−5,000円ほぼ同等
3人家族約220,000円約240,000円−20,000円オール電化がやや有利
4人家族約250,000円約285,000円−35,000円オール電化が有利
5人以上約280,000円約330,000円−50,000円オール電化が有利

一人暮らしでは給湯量が少ないため、エコキュートの深夜電力メリットが活かしにくいです。3人以上の家庭では、お風呂の沸かし直しや食器洗いなどでお湯の使用量が増えるため、エコキュートの効率の良さが光ります

電気代計算ツールガス代計算ツールで、あなたの使用量に基づいた正確なシミュレーションができますよ。

地域別の有利・不利(北海道vs九州)

地域によって電気代・ガス代の単価が異なるため、有利・不利も変わります。

地域電気代水準都市ガス普及率おすすめ
北海道高め低い(プロパン多い)オール電化が有利(プロパン回避)
東北やや高め都市部は高い都市ガスエリアはガス併用も検討
関東標準高い都市ガスならほぼ同等
関西やや安め高い大阪ガスエリアはガス併用も有力
九州安めやや低いオール電化が有利(電気代が安い)

北海道・九州はオール電化が有利になりやすいです。北海道はプロパンガスの割合が高く、九州は電気代が全国的に安い傾向があるためです。関東・関西の都市ガスエリアでは、ガス併用とオール電化の差は小さくなります。

どちらを選ぶべき?判断チェックリスト

最終的な判断は、あなたの生活環境と優先事項で決まります。以下のチェックリストで確認してみましょう。

オール電化がおすすめな人:

・プロパンガスエリアに住んでいる
・家族が3人以上
・持ち家で長期間住む予定(初期投資の回収が可能)
・太陽光発電を設置済み or 検討中
・IHクッキングヒーターに抵抗がない
・深夜電力プランを活用できる生活スタイル

ガス併用がおすすめな人:

・都市ガスエリアに住んでいる
・一人暮らしまたは二人暮らし
・賃貸で設備変更ができない
・料理にこだわりがありガスコンロを使いたい
・初期投資をかけたくない
・停電時のリスクを分散したい

光熱費トータル計算ツールで、あなたの条件に合わせた年間コストの総合比較ができます。初期投資の回収年数も含めて、トータルで判断するのがポイントですよ。

よくある質問

Q. オール電化の初期費用はいくらですか?

A. エコキュート+IHクッキングヒーターで50〜100万円程度が相場です。既存のガス設備の撤去費用も含めると、もう少しかかる場合もあります。自治体の補助金制度がある場合もあるので、お住まいの地域の情報を確認しましょう。

Q. 停電時にオール電化だと困りませんか?

A. 確かに停電時はすべての設備が使えなくなります。ただし、エコキュートのタンクに貯まっているお湯は停電中でも使えます。災害対策としてカセットコンロやモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。

Q. 太陽光発電と組み合わせるとどれくらいお得ですか?

A. 太陽光発電を併用すると、日中の電気代を大幅に削減できます。一般的な4kWシステムの場合、年間4〜5万円程度の電気代削減が期待できます。蓄電池も併用すれば深夜電力の活用と合わせてさらに効率的です。

Q. 賃貸でもオール電化にできますか?

A. 賃貸の場合、設備変更は大家さんの許可が必要です。最初からオール電化の賃貸物件を選ぶのが現実的です。最近はオール電化対応の賃貸も増えているので、物件探しの際に条件に加えてみてください。