2026年3月末をもって、自動車の「環境性能割」が廃止されます。車の購入を検討している方にとっては朗報ですよね。
この記事では、環境性能割廃止で車の購入費用がどれくらい安くなるのか、2026年度の自動車税の最新一覧、5月に届く納税通知書の対応方法まで解説します。
環境性能割とは?廃止で何が変わる?
環境性能割とは、自動車を購入・取得した際に課税される税金です。2019年10月に旧「自動車取得税」の代わりに導入されました。
税率は車の環境性能(燃費基準の達成度)に応じて0〜3%。例えば200万円の車を買った場合、最大6万円の税負担がありました。
2026年4月からはこれが廃止されるため、車の購入時に環境性能割がかからなくなります。
廃止でいくら安くなる?車種別シミュレーション
| 車種(例) | 車両価格 | 環境性能割率 | 廃止による節約額 |
|---|---|---|---|
| コンパクトカー(ヤリス等) | 180万円 | 1% | 約18,000円 |
| ミニバン(セレナ等) | 350万円 | 2% | 約70,000円 |
| SUV(RAV4等) | 400万円 | 2% | 約80,000円 |
| 輸入車(ベンツCクラス等) | 600万円 | 3% | 約180,000円 |
| EV・PHEV | 各種 | 0%(非課税) | 0円(元から非課税) |
ガソリン車やハイブリッド車の購入を考えている方は、4月まで待った方がお得です。特に輸入車や高額車は10万円以上の差になりますよね。
ただしEV・PHEVはもともと非課税だったため、廃止の恩恵はありません。
2026年度 自動車税の最新一覧
毎年5月に届く自動車税(種別割)の税額一覧です。2026年度の変更はありませんが、確認しておきましょう。
| 排気量 | 自家用乗用車(年額) | 2019年10月以降登録 |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 10,800円 | 10,800円 |
| 1,000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
| 1,000〜1,500cc | 34,500円 | 30,500円 |
| 1,500〜2,000cc | 39,500円 | 36,000円 |
| 2,000〜2,500cc | 45,000円 | 43,500円 |
| 2,500〜3,000cc | 51,000円 | 50,000円 |
| 3,000〜3,500cc | 58,000円 | 57,000円 |
| 3,500cc超 | 66,500円〜 | 65,500円〜 |
2019年10月以降に初回登録した車は引き下げ後の税率が適用されます。
5月の自動車税 納付方法と注意点
自動車税の納税通知書は5月上旬に届き、5月31日が納付期限です。
納付方法は:
- コンビニ払い:通知書のバーコードで支払い(手数料なし)
- 銀行振込:金融機関窓口で支払い
- クレジットカード:各都道府県の専用サイトから(手数料あり・ポイント獲得可)
- スマホ決済:PayPay、LINE Payなどで支払い可能な自治体が増加中
- 口座振替:事前登録が必要。忘れずに納付できて便利
期限を過ぎると延滞金が発生し、車検にも通らなくなるので注意しましょう。
車にかかる年間コストの全体像
環境性能割の廃止は購入時の一時的な節約ですが、車にかかるコストはそれだけではありませんよね。
- 自動車税:年間10,800〜66,500円
- 自動車保険(任意保険):年間3〜10万円
- 車検費用:2年に1回 5〜15万円
- ガソリン代:年間10〜25万円
- 駐車場代:月5,000〜30,000円(地域差大)
車の維持費トータルを知りたい方は固定費年間計算機で計算してみてください。車検費用の目安は車検費用のページも参考になります。
よくある質問
Q. 3月中に車を買った場合、環境性能割はかかりますか?
A. はい、2026年3月31日までに取得(登録)した車には環境性能割がかかります。4月1日以降の登録なら非課税です。納車日ではなく登録日が基準なので、ディーラーに確認しましょう。
Q. 中古車を買う場合も環境性能割の廃止は適用されますか?
A. はい、中古車の購入・名義変更にも環境性能割は課税されていたため、4月以降は中古車にもかかりません。中古車市場の活性化が期待されています。
Q. 環境性能割の廃止で代わりに増税されるものはありますか?
A. 現時点で環境性能割の代替となる新税は発表されていません。ただし、走行距離課税の導入が中長期的に議論されているため、今後の税制改正には注目が必要です。
Q. 自動車税を安くする方法はありますか?
A. 排気量の小さい車を選ぶのが最も効果的です。軽自動車なら年間10,800円で済みます。また、エコカー減税対象車は重量税が減免されます。クレジットカード払いでポイントを貯めるのも有効です。
※本記事は2026年3月時点の税制に基づいています。自動車関連の税制は毎年の税制改正で変更される場合があります。最新情報は国土交通省・総務省の公式サイトでご確認ください。