スマホ代の全国平均と自分の料金を確認する方法
「スマホ代、毎月いくら払ってますか?」と聞かれて、正確に答えられる人は意外と少ないんですよね。
総務省の調査によると、日本のスマホ料金の平均は以下のとおりです。
| 契約先 | 月額平均 | 割合 |
|---|---|---|
| 大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク) | 約7,500〜9,000円 | 約45% |
| 大手キャリアのサブブランド(ahamo・povo・LINEMO等) | 約2,500〜4,000円 | 約20% |
| 格安SIM(MVNO) | 約1,500〜3,000円 | 約30% |
| 楽天モバイル | 約1,000〜3,300円 | 約5% |
大手キャリアのメインプランを使っている方は、月8,000円前後を払っている計算です。これを格安SIMに変えるだけで、月5,000〜6,000円、年間6〜7万円の節約になります。
まずは自分のスマホ代がいくらか、キャリアのマイページや請求書で確認してみてください。各地域の通信費平均は通信費の都道府県データでチェックできますよ。
格安SIMへの乗り換え手順(MNPの流れ)
「格安SIMって難しそう…」と思うかもしれませんが、実は手順はとてもシンプルです。スマホ1台あれば、自宅で完結します。
ステップ1:自分のスマホが使えるか確認する(5分)
格安SIMの公式サイトに「動作確認端末一覧」があります。自分の機種名で検索して、対応しているか確認しましょう。2020年以降に発売されたスマホなら、ほぼすべてのSIMで使えます。
ステップ2:MNP予約番号を取得する(5分)
現在のキャリアからMNP予約番号を取得します。電話番号はそのまま引き継げます。
- ドコモ:My docomoから取得、または151に電話
- au:My auから取得、または0077-75470に電話
- ソフトバンク:My SoftBankから取得、または*5533に電話
※2023年5月以降、MNPワンストップが対応事業者間で利用可能。対応している場合は予約番号の取得が不要です。
ステップ3:格安SIMに申し込む(10分)
格安SIMの公式サイトから申し込みます。必要なのは本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)とクレジットカードだけ。
ステップ4:SIMカードが届いたら差し替える(5分)
届いたSIMカードを端末に挿し、簡単な初期設定をするだけ。eSIM対応端末なら、申し込み当日から使えます。
全部合わせても所要時間は30分程度。正直なところ、こんなに簡単なのに毎月5,000円以上の節約になるのは、やらない理由がないですよね。
自分に合ったデータ容量の選び方
格安SIMでプランを選ぶとき、最も悩むのがデータ容量ですよね。まずは自分が毎月どのくらい使っているか確認しましょう。
キャリアのマイページで直近3ヶ月のデータ使用量を確認できます。日本人の平均データ使用量は月約8GBですが、自宅にWi-Fiがある人は3〜5GBで足りることが多いです。
| データ容量 | 月額目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1〜3GB | 約700〜990円 | 自宅Wi-Fi中心、外であまり使わない |
| 5〜10GB | 約990〜1,500円 | 通勤でSNS・ニュースを見る程度 |
| 15〜20GB | 約1,500〜2,200円 | 外出先で動画も少し見る |
| 無制限 | 約3,000〜3,300円 | 動画をよく見る、テザリングも使う |
迷ったら「やや少なめ」のプランを選ぶのがコツ。多くの格安SIMはプラン変更が無料で、翌月から反映されます。足りなければ後から上げればOKです。
乗り換え前に確認すべき注意点
格安SIMへの乗り換えで後悔しないために、以下のポイントは必ずチェックしましょう。
1. キャリアメール(@docomo.ne.jp等)が使えなくなる
「キャリアメール持ち運びサービス」(月330円)を使えば継続できますが、この機会にGmailなどのフリーメールに移行するのがおすすめ。銀行やサービスの登録メールアドレスを事前に変更しておきましょう。
2. 通話品質・データ通信速度の違い
格安SIMは昼休み(12〜13時)や夕方(17〜19時)に速度が落ちることがあります。大手キャリアのサブブランド(ahamo・UQモバイル・ワイモバイル)は速度低下が少ないので、速度が心配な方はこちらがおすすめ。
3. 端末の分割払い残債
スマホの分割払いが残っている場合、解約しても支払いは継続されます。残債を確認してから乗り換えましょう。
4. 家族割やセット割の影響
家族割やネット回線とのセット割引を受けている場合、自分が抜けることで家族の料金が上がることがあります。家族で相談してから進めましょう。
都道府県別・通信費の平均データ
通信費(スマホ+ネット回線)の平均は地域によって多少異なります。
| 地域 | スマホ代(平均) | ネット回線(平均) | 合計 |
|---|---|---|---|
| 全国平均 | 約5,500円 | 約4,500円 | 約10,000円 |
| 東京 | 約6,200円 | 約4,800円 | 約11,000円 |
| 大阪 | 約5,800円 | 約4,500円 | 約10,300円 |
| 地方平均 | 約4,800円 | 約4,200円 | 約9,000円 |
都市部の方がスマホ代の平均が高い傾向にあります。これは大手キャリアのユーザー比率が高いためです。格安SIMへの乗り換え余地が大きいとも言えますね。
お住まいの地域の通信費データは東京の通信費、大阪の通信費で確認できます。
よくある質問
Q. 格安SIMに変えて後悔した人はいますか?
通信速度の低下と、キャリアメールが使えなくなったことで後悔する人が一定数います。ただし、大手のサブブランドを選べば速度問題はほぼ解消されますし、メールもGmailに事前移行すれば問題ありません。
Q. LINEの引き継ぎは必要ですか?
SIMカードを差し替えるだけなら、LINEの引き継ぎは不要です。電話番号が変わらなければ、そのまま使い続けられます。端末ごと変える場合のみ引き継ぎ作業が必要です。
Q. 格安SIMでも5Gは使えますか?
はい、多くの格安SIMで5Gに対応しています。ただし、5G対応端末が必要で、エリアもまだ限定的です。日常的に5Gの恩恵を感じる場面は少ないので、現時点では4Gで十分です。
Q. 店舗サポートがないのが不安です
格安SIMの中にも店舗を持つブランドがあります。UQモバイル(au系列の店舗)、ワイモバイル(ソフトバンクショップ)、イオンモバイル(イオン店舗)などは対面でサポートを受けられます。