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所得税 vs 住民税 — 5つの違いをわかりやすく解説【2026年最新・税制改正対応】

所得税は国に払う累進課税(5〜45%)、住民税は地方に払う一律10%。課税タイミング、控除額、計算方法の違いを具体例で解説。

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所得税と住民税、「似てるけど全然違う」5つのポイント

給与明細に毎月載っている「所得税」と「住民税」。どちらも所得にかかる税金ですが、税率・課税タイミング・控除額が異なることを知っていますか?正直なところ、この違いを理解している人は驚くほど少ないんですよ。

5つの違いを比較表で整理

項目所得税住民税
納める先国(国税)都道府県+市区町村(地方税)
税率5%〜45%(7段階の累進課税)一律10%(都道府県4%+市区町村6%)
課税タイミングその年の所得に対して(源泉徴収で先払い)前年の所得に対して翌年6月〜
基礎控除48万円43万円(5万円少ない)
配偶者控除38万円33万円(5万円少ない)
均等割なし年間約5,000〜6,000円(所得に関係なく定額)
申告方法年末調整 or 確定申告原則不要(所得税の確定申告に連動)

違い①:税率 — 累進 vs 一律

所得税は課税所得が高いほど税率が上がる累進課税で、5%から最大45%まで7段階。一方、住民税は一律10%です。

課税所得所得税率住民税率合計
195万円以下5%10%15%
195〜330万円10%10%20%
330〜695万円20%10%30%
695〜900万円23%10%33%
900〜1,800万円33%10%43%

低所得者にとっては住民税(10%)のほうが所得税(5%)より負担が大きく、高所得者にとっては所得税(33〜45%)のほうが圧倒的に重いんですよ。

違い②:課税タイミング — 「1年ズレ」の罠

所得税はその年の所得に課税され、毎月の給与から源泉徴収されます。一方、住民税は前年の所得に基づいて翌年6月から課税されます。

このズレが問題になるケース:

  • 新卒1年目 — 所得税は引かれるが住民税はゼロ。2年目の6月から住民税が始まり手取りが月1〜2万円減る
  • 退職した翌年 — 無収入でも前年の高い年収に基づく住民税(数十万円)の請求が来る
  • 年収が大幅に下がった翌年 — 前年の高い年収に基づく住民税がキツい

違い③:控除額が違う

所得税と住民税では、同じ名前の控除でも金額が異なります。住民税のほうが控除額が少ないため、同じ所得でも住民税のほうが課税所得が高くなります。

控除名所得税住民税差額
基礎控除48万円43万円5万円
配偶者控除38万円33万円5万円
扶養控除(一般)38万円33万円5万円
生命保険料控除(上限)12万円7万円5万円
特定扶養控除(19〜22歳)63万円45万円18万円

この差が、住民税決定通知書の金額が源泉徴収票の計算と一致しない理由です。

2026年の税制改正ポイント

  • 所得税の非課税ライン:103万円 → 2025年は160万円、2026年分から178万円に引上げ
  • 住民税の非課税ライン:100万円 → 110万円に引上げ(2026年度〜)
  • 配偶者控除の年収上限:2026年分から136万円に引上げ

所得税と住民税で非課税ラインが異なるため、「所得税はゼロだけど住民税はかかる」というケースも発生します。所得税データ住民税データもチェックしてみてくださいね。

よくある質問

Q. 住民税は自治体によって違う?

A. 所得割の税率(10%)は全国一律ですが、均等割は自治体によって数百円の差があります。また、政令指定都市は都道府県2%+市8%の配分で、一般の市区町村(都道府県4%+市6%)と配分が異なりますが、合計は同じ10%です。

Q. ふるさと納税は所得税と住民税のどっちから控除される?

A. ワンストップ特例の場合は全額住民税から控除。確定申告の場合は一部が所得税から還付され、残りが住民税から控除されます。トータルの控除額は同じです。

Q. 住民税を節税する方法は?

A. ふるさと納税が最も効果的。iDeCo、医療費控除、扶養控除の確認なども有効です。所得税と住民税は連動しているため、所得控除を増やせば両方の税金が減ります。

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