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社会保険料はいくら?計算方法と給料から引かれる金額の仕組みを解説【2026年】

社会保険料は給料の約15%。健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険の計算方法、標準報酬月額の仕組み、保険料を抑えるコツ。

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社会保険料って給料の何%引かれるの?

毎月の給料から引かれる社会保険料、正直なところ「高すぎない?」と感じている方は多いですよね。結論から言うと、社会保険料は給料の約14.5〜15.5%が天引きされています。

月給30万円なら約4.3〜4.7万円、月給40万円なら約5.8〜6.2万円。年間にすると50〜75万円もの金額です。「何のために、いくら引かれているのか」を正確に理解しておくことが、家計管理の基本ですよ。

社会保険料の4つの内訳

保険の種類本人負担率(2026年)月給30万の場合何がもらえる?
健康保険約5.0%(協会けんぽ全国平均)約15,000円医療費3割負担、傷病手当金、出産手当金
介護保険(40歳以上)約0.8%約2,400円介護サービスの利用
厚生年金9.15%約27,450円老齢年金、障害年金、遺族年金
雇用保険0.6%約1,800円失業保険、育休手当、教育訓練給付
合計約15.55%約46,650円

※健康保険料率は都道府県・健保組合によって異なります。40歳未満の方は介護保険料がかかりません。

標準報酬月額のしくみ — なぜ4〜6月の残業が損なのか

社会保険料は「標準報酬月額」という等級に基づいて決まります。この等級は毎年4月・5月・6月の3ヶ月間の平均給与で決定され、その年の9月から翌年8月まで適用されます。

つまり、4〜6月に残業をたくさんして給与が高くなると、標準報酬月額が上がり、9月以降の社会保険料が1年間高くなるんです。

  • 4〜6月の残業を減らせば社会保険料を抑えられる
  • 逆に7月以降に残業を集中させても社会保険料には影響しない
  • 残業代が月2万円増えると、社会保険料が年間約3.6万円増えるケースも

年収別の社会保険料の目安

年収社会保険料(年間)月額手取りへの影響
300万円約44万円約3.7万円手取りの約15%
400万円約59万円約4.9万円手取りの約15%
500万円約74万円約6.2万円手取りの約15%
600万円約89万円約7.4万円手取りの約15%
700万円約101万円約8.4万円手取りの約14%
800万円約115万円約9.6万円手取りの約14%

手取り計算機で社会保険料込みの手取り額を確認してみてくださいね。

社会保険料を「払い損」にしないために

「高い保険料を払っているのに何ももらえない」と感じるかもしれませんが、実は知らないだけで使える給付がたくさんあります。

  • 傷病手当金 — 病気やケガで4日以上休むと、標準報酬日額の2/3が最大1年6ヶ月支給
  • 出産手当金 — 産前42日+産後56日の間、標準報酬日額の2/3が支給
  • 高額療養費制度 — 月の医療費が上限額(一般的に約8万円)を超えた分が還付
  • 教育訓練給付 — 資格取得の費用の20〜70%(上限10万〜56万円)が支給
  • 育児休業給付金 — 育休中に給与の67%(6ヶ月以降は50%)が支給

よくある質問

Q. パートでも社会保険料がかかるの?

A. 従業員51人以上の企業で週20時間以上・月8.8万円以上働く場合は加入対象です。それ以下でも、週30時間以上のフルタイムに近い勤務なら加入する場合があります。

Q. 社会保険料は年末調整で戻ってくる?

A. 社会保険料自体は戻ってきません。ただし、社会保険料控除として全額が所得控除の対象になるため、すでに税金の計算に反映されています。追加の手続きは不要です。

Q. フリーランスの社会保険はどうなる?

A. 国民健康保険+国民年金に加入します。会社員時代は会社が半額負担していたため、フリーランスになると実質的な保険料負担が増えるケースが多いです。

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