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【年金いくら?】厚生年金・国民年金の平均受給額早見表|あなたはいくら?

「年金は結局いくらもらえるの?」という疑問に、国民年金・厚生年金の平均受給額を早見表で整理。年収別・夫婦/独身別の月額目安と、見込額の正確な確認方法までわかりやすく解説します。

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「年金はいくらもらえる?」は多くの人が抱える疑問

定年が近づくと、誰もが気になるのが「自分の年金はいくらもらえるのか」という点ですよね。正直なところ、年金額は加入していた制度・加入期間・現役時代の収入で人によって大きく変わります。本記事では厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」などの公的データをもとに、平均受給額の目安を早見表で整理します。

ここで示す金額はあくまで一般的な目安です。ご自身の正確な見込額は、後述する「ねんきんネット」「ねんきん定期便」で必ずご確認ください。

日本の年金は「2階建て」

日本の公的年金は、全員が加入する1階部分の国民年金(老齢基礎年金)と、会社員・公務員が上乗せで加入する2階部分の厚生年金でできています。自営業・フリーランスは原則1階部分のみ、会社員は1階+2階の両方を受け取れる仕組みです。

区分加入する人受け取れる年金
第1号被保険者自営業・フリーランス・学生など老齢基礎年金(1階)のみ
第2号被保険者会社員・公務員老齢基礎年金+老齢厚生年金(1階+2階)
第3号被保険者第2号に扶養される配偶者老齢基礎年金(1階)のみ

年金の平均受給額 早見表

厚生労働省の事業概況をもとにした、月額の平均受給額の目安です。

区分月額の平均(目安)年額換算
国民年金(老齢基礎年金)のみ約5〜6万円約60〜72万円
国民年金 満額(40年納付)約6.8万円約82万円
厚生年金(基礎年金を含む・男性平均)約16〜17万円約192〜204万円
厚生年金(基礎年金を含む・女性平均)約10〜11万円約120〜132万円

※2024年度時点の概算値。厚生年金は基礎年金を含んだ合計額です。男女差が大きいのは、女性は加入期間が短い・賃金が低い時期があった人が多いためです。

現役時代の年収別・厚生年金の目安

会社員が受け取る厚生年金(基礎年金を含む)は、現役時代の平均年収と加入期間でおおよそ次のように変わります。40年加入を前提とした目安です。

現役時代の平均年収厚生年金+基礎年金(月額目安)年額目安
約300万円約11〜12万円約132〜144万円
約400万円約13〜14万円約156〜168万円
約500万円約15〜16万円約180〜192万円
約600万円約17〜18万円約204〜216万円
約700万円以上約19〜21万円約228〜252万円

※加入期間・賞与の有無・標準報酬月額の上限などにより変動します。あくまで概算の目安としてご覧ください。

夫婦世帯・独身世帯のモデルケース

世帯としての年金収入の目安です。同じ年金額でも、世帯の組み合わせで生活のゆとりは変わってきます。

世帯タイプ世帯の月額年金(目安)
夫が会社員・妻が専業主婦(第3号)約22〜23万円
夫婦ともに会社員(共働き)約26〜30万円
夫婦ともに自営業(国民年金のみ)約12〜13万円
独身・会社員約14〜16万円
独身・自営業(国民年金のみ)約6〜7万円

自営業・フリーランスは国民年金のみなので、現役のうちに付加年金・iDeCo・NISAなどで上乗せ準備をしておくと安心です。

自分の年金見込額を正確に知る方法

平均額はあくまで参考。ご自身の見込額は次の方法で確認できます。

  1. ねんきん定期便を見る — 毎年誕生月に届くハガキ(または封書)。50歳以上は受給開始年齢ごとの見込額、50歳未満は加入実績に応じた金額が記載されています。
  2. ねんきんネットに登録する — 日本年金機構のオンラインサービス。マイナポータルとの連携でいつでも見込額を試算できます。
  3. 年金事務所に相談する — 加入記録に漏れがないか、窓口や電話でも確認できます。

必要書類は以下の通りです。

  • 基礎年金番号がわかるもの(年金手帳・ねんきん定期便など)
  • マイナンバーカード(ねんきんネット登録・マイナポータル連携時)
  • 本人確認書類(年金事務所での相談時)

受給額を確認したら次にやること

1. 老後の生活費とのギャップを把握 — 年金見込額と毎月の支出を比べ、不足額を確認しましょう。老後資金シミュレーターが便利です。

2. 年金額を試算してみる — 受給開始年齢を変えた場合の金額は年金シミュレーターで試算できます。

3. 受給開始年齢を検討 — 繰り下げで増額する選択肢もあります。繰り下げ受給ガイドを参照してください。

4. 手取り額も確認 — 年金からは税金・社会保険料が天引きされます。年金の手取りガイドも合わせてどうぞ。

よくある質問

Q. 年金は何歳からもらえますか?

A. 老齢基礎年金・老齢厚生年金ともに原則65歳からです。希望すれば60〜64歳に早める(繰り上げ)、66〜75歳に遅らせる(繰り下げ)こともできます。

Q. 専業主婦だった期間の年金はどうなりますか?

A. 会社員に扶養されていた第3号被保険者の期間は、保険料を自分で納めなくても老齢基礎年金に反映されます。ただし上乗せの厚生年金は付きません。

Q. 加入期間が足りないと年金はもらえませんか?

A. 老齢年金を受け取るには原則10年以上の受給資格期間が必要です。期間が足りない場合は、任意加入制度などで補える場合があるため年金事務所にご相談ください。

※年金額・条件・税制は改正される場合があります。最新かつ正確な情報は日本年金機構・お住まいの自治体の公式情報でご確認ください。

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